単身赴任に洗濯機はいらない?期間別の答えと買わない選択肢
結論:単身赴任の洗濯機は「期間」で決めるのが正解です。
目安は、赴任1年以内ならコインランドリー中心で洗濯機なし、2年前後なら買わずにレンタル、3年以上または家電付き物件なら設置(備え付け・購入)です。
テレビと違って洗濯は毎週必ず発生するため、「無くてもいい!」と言い切れる人は、徒歩数分にコインランドリーがある人に限られます。
「一人暮らしに洗濯機はいらない」という記事は多いですが、その多くは学生や若手の単身者向けで、ワイシャツを週5日着る単身赴任の会社員にそのまま当てはまりません。
この記事では、単身赴任の条件(期間限定・帰任時の処分・仕事着の運用)に絞って、4つの選択肢を比較します。
単身赴任の洗濯は「一人暮らし一般論」と何が違うか

- 期間限定である:
- 2〜3年で引き払う前提なら、購入した洗濯機は帰任時に運搬か処分が必要です。洗濯機は家電リサイクル法の対象で、処分には費用がかかります(処分の実務は[帰任時の家電処分方法]を参照)
- 仕事着の管理が毎週発生する:
- ワイシャツ・肌着・タオルは待ったなしで、「洗濯を溜めて月数回」という節約術が成立しにくい生活です
- 物件選びとセットで決められる:
- 赴任前なら「洗濯機付き物件を選ぶ」という選択肢が使えます。家具家電付き物件の損得は[マンスリーマンションと賃貸どっち?]で扱っています
4つの選択肢を総額で比較(2年赴任のモデル)
2026年7月時点の概算です。
金額は機種・地域・利用頻度で変わるため、目安として使ってください。

| 選択肢 | 2年間の総額目安 | 向いている人 |
|---|---|---|
| ①新品購入+帰任時処分 | 約40,000〜60,000円(本体3〜5万円+処分・リサイクル料数千円) | 3年以上になる可能性が高い人 |
| ②家電レンタル | 約30,000〜50,000円(縦型・月1,300〜2,000円台の例) | 2年前後で帰任予定の人。返すだけで処分不要 |
| ③コインランドリーのみ | 約50,000〜75,000円(週1回500〜700円×104週) | 1年以内の短期赴任で、徒歩圏に店舗がある人 |
| ④洗濯機付き物件 | 家賃に内包 | 赴任前で物件をこれから選べる人 |
ポイントは3つあります。
- 週1ペースでもコインランドリーは2年で5万円を超えやすく、長く住むほど割高になります。1年以内ならコインランドリーが最安になりやすいです。
- 2年前後はレンタルが有利です。購入との差額が小さいうえ、帰任時に返すだけで処分費も手間もゼロになります。レンタルと購入の考え方全般は[家電はレンタルと購入どっちが得?]で詳しく解説しています
- 総額だけでなく「時間」も費目です。コインランドリー週1回は往復+待ち時間で1時間前後かかります。2年で約100時間を「安い」と見るかは人によります
コインランドリーだけで回る人の条件
洗濯機なしが現実的なのは、次の3つをすべて満たす場合です。

- 徒歩5分圏内にコインランドリーがある(雨の日・冬の夜に行けない距離だと必ず破綻します)
- 肌着・ワイシャツ・タオルを7日分以上持てる(週1回まとめ洗いに耐える在庫。買い足しリストは[単身赴任で持っていけばよかったものも参考に)
- 乾燥機まで一気に済ませる運用ができる(洗濯〜乾燥で1回500〜900円程度。部屋干しが不要になるのはコインランドリーの明確な利点です)
逆に、店舗が遠い・夜勤や不規則勤務で行く時間が読めない・花粉や梅雨時期の部屋干しが増える人は、洗濯機(レンタル含む)を置くほうがストレスがありません。
ワイシャツ問題:洗濯機の有無より効く3つの手
単身赴任の洗濯の本丸はワイシャツです。
ここは洗濯機の有無とは別に、先に仕組み化すると生活が一気に楽になります。

- ノーアイロン(形態安定)シャツに入れ替える:
- 洗って干すだけでアイロン不要になり、洗濯機ありでもなしでも効きます。赴任を機に5枚そろえる価値があります
- クリーニングを定額・宅配で使う:
- ワイシャツだけ店舗クリーニング(1枚150〜300円程度・地域差あり)に出し、他は自分で洗う分業も現実的です
- 「洗濯物を増やさない」方向で食生活を整える:
- 自炊の油はねエプロン・布巾類は意外な洗濯物増加源です。平日を宅配弁当中心にすると洗い物も洗濯物も減ります(選び方は[単身赴任向け宅配弁当おすすめ比較)]を参考にしてみてください。)
後悔しない決め方:手順は4ステップ

- 物件確定前なら「洗濯機付き」を優先条件に入れる(家賃差が月2,000円以内なら備え付けが総額で勝ちやすい)
- 物件に置き場がない・短期なら、まず最寄りのコインランドリーを地図で確認する(徒歩5分超なら「なし運用」は候補から外す)
- 1年以内=コインランドリー、2年前後=レンタル、3年以上=購入を基準に、期間の確実性で微調整する(期間が読めない場合はレンタルに倒す。延長リスクの考え方は[単身赴任2年の家電はどうする?])
- どれを選んでもワイシャツのノーアイロン化だけは先にやる
FAQ:単身赴任の洗濯機でよくある質問
単身赴任でコインランドリーだけの生活は現実的ですか?
徒歩5分圏内に店舗があり、衣類を7日分以上持てるなら現実的です。
週1回・洗濯乾燥で500〜900円程度、月2,000〜4,000円が目安になります。ただし2年以上住むと総額でレンタルや購入を上回りやすく、往復の時間負担も続くため、長期赴任では洗濯機を置くほうが合理的です。
洗濯機をレンタルするといくらくらいですか?
縦型の単身向けサイズで月1,300〜2,000円台からの例が多く、2年で3〜5万円程度が目安です(2026年7月時点の概算)。
帰任時は返却するだけで処分費がかからない点が購入との最大の違いです。詳しい損益分岐は以下で解説しています。


週何回洗濯するのが普通ですか?
一人分なら週1〜2回で回るのが一般的です。
肌着・タオルを7日分そろえれば週1回のまとめ洗いで足ります。
毎日少量を洗うより、水道・電気・時間のどれで見ても効率的です。部屋干し臭が気になる場合は、乾燥機能付きの機種か浴室乾燥・コインランドリーの乾燥機を併用してください。
ドラム式と縦型、単身赴任ならどちらですか?
原則は縦型です。本体が安く、設置スペースと搬入経路の制約が小さく、帰任時の処分・返却も楽だからです。
乾燥まで全自動にしたい人はドラム式が快適ですが、単身向け物件は防水パンや搬入口のサイズが合わないことがあり、購入前に設置可否の確認が必須です。迷うならレンタルで縦型から始めるのが安全です。
洗濯機なしで始めて、あとから欲しくなったらどうすればいいですか?
レンタルなら最短で数日〜1週間程度で設置でき、途中からの追加が容易です(納期は地域・各社で異なるため要確認)。
「まずコインランドリーで1ヶ月試し、負担が大きければレンタルを入れる」という段階的な始め方は、テレビと同様に洗濯機でも有効です。
いらない家電の考え方は以下の記事でも解説しています。

まとめ:洗濯機は「期間」で決める。迷ったらレンタル
- 単身赴任の洗濯機は期間で決める:1年以内=コインランドリー/2年前後=レンタル/3年以上・備え付け物件=設置
- コインランドリーのみが成立する条件は「徒歩5分圏内・衣類7日分・乾燥まで一気に」の3点セット
- 2年住むならコインランドリー総額(5万円超)はレンタルを上回りやすい。時間コストも忘れない
- ワイシャツはノーアイロン化が洗濯機の有無より効く。クリーニング併用も現実的
- 期間が読めないならレンタルに倒す。帰任時に返すだけで処分問題が消える


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